25 Aralık 2016 Pazar

怪物のむすめ(Cazı-Kız)

 むかしむかしのお話です。

 あるところに貧しい夫婦が住んでいました。
一人息子を育てていましたが、その後女の子も生まれました。
女の子は生まれた日に、ロバを一頭食べてしまいました。
その翌日、母親を、そして母親を食べてしまいました。
そして村の人間を一人残らず食べてしまおうとしました…
家に一人残った娘の兄は、妹をひどく恐れ、婚約者と共にこっそり逃げ出しました。

 2人は大地主のところへ行き、そこで使用人として働き始めました。
2人は結婚しましたが、苦しい生活を送っていました。

 しかし、しばらく経つと、地主は男の働きっぷりをたいそう気に入り、
自分の娘を息子と結婚させようと考え始めました。
男もそれに承諾し、地主の娘と結婚しました。

 ある日、男は2人の妻を呼びだし、2枚の皿を用意させました。
そして、片方に塩を、片方に水を入れました。そしてこういいました。
「これから僕は出かける。
塩が水に変わったら、また水が血に変わったら、仔馬をよこすのだ。
僕を見つけるはずだ。」

 そして馬に乗り、郷里への道を進んでいきました。

 怪物の娘はその村の一番豪華な屋敷に住み着いていました。
男は屋敷に付き、戸を叩きました。娘は、「窓から入って」と言いました。
男は窓の前に行きました。
「私はあなたのこと、知らないわ。あなたはだれ?」
娘は言いました。
「お前の兄さんだよ」
男はいいました。
「そんなわけないわ」
娘はいいました。
「お前はお前の兄妹をどうやって見分けるんだい?」と、男は問いました。
「私の兄妹は金の指輪をつけているの」と、娘が答えると、
男は自分の指につけている金の指輪を見せました。
すると、娘は男を屋敷の中に入れ、ごちそうをしました。

 それから数日が立ちました。
娘は、毎日馬のところに行ったかと思うと、男のところにやってきて
「あなたの馬は3本脚。」
「あなたの馬は2本脚。」
「あなたの馬は2本脚。」
そして4日目に、
「あなたの馬はいなくなったよ」と言いました。
男は震え上がり、屋敷の庭にある5本のさくらんぼの木のうちの一本に登りました。
娘はその木の下にやって来ると、根元をかじりきって、その木をひっくり返しました。
男は2本目の木に登りました、次には3本目に登りました。そして最後の木に登りました。
まだ仔馬は来ません。
 そのとき、家にいる男の2人の妻は皿をみました。
すると、水が血に変わっているではありませんか。
仔馬をすぐに放しました。

 そのとき丁度、おとこが登っている5本目の木の半分がかじられているところでした。
まだ仔馬は来ません。男は恐怖に震えましたが、まだ望みを捨てていませんでした。
村のほうを見つめました。娘が木の根元をかじりきり、木が倒れそうになったその時、
向こうから仔馬が稲妻のように走ってくるのが見えました。
仔馬は、飼い主を見つけるといななきながらこちらへ走ってきました。
仔馬は娘を後脚で蹴りました、そしてもう一度蹴ると娘はばらばらになりました。
 男は木から降りました。男は馬に感謝のキスをしました。

 そして背中にのり、妻たちの待つ村に帰りました。
帰り着くと、妻たちに起こったことを話しました。
 そして、みんなで一緒に男の故郷へ行くと、そこで誰よりも幸せに暮らしました。

2 yorum:

  1. Emeklerin icin cok cok tesekkurler tum blogu okudum^^

    YanıtlaSil
  2. Sayende çok güzel hikayelerle tanışma fırsatım oldu.Çok teşekkürlerrrrr...

    YanıtlaSil